“天人相関”編 “その十七” “臓腑”の発現と神経の発生の関与

2009/08/15

前回、前々回と“口からとり込んだ異物=捕食による電磁誘導も左右対称になる。”と説明しましたが、これはあくまでも“腑”の発生に於いての電磁誘導で、それに相対し、一個体内の電磁誘導は、左右対称ではない側面があります。
それは、多核の細胞が持つ磁性の極性が(多核の細胞が持つ極性が、磁極性の性質で、直列に近い形でつながることにより)一個体内の中心の磁性と交差しつつ貫いているからだと思われます。
多核の細胞が持つ磁極性と“腑”の中で起きる電磁誘導が新たなアミノ酸結晶化を引き起こし、それは、“臓”になっていく。そしてその“臓”は、細胞実質で満たされ、“腑”とは違う電気特性を持ちます。
この説明を簡単に言い直せば、捕食による電磁誘導→“腑”の発生→“臓”の発生…そして今回述べたいのは、“腑”と“臓”はコンデンサーの構造があり、捕食による電磁誘導で発生したその振動は、一個体内の中心に送られ、一個体内の上から下に貫かれる磁束に対し、鎖交磁束になる。
以下、画像で示します。

“臓腑”が発生し始めた下等生物内の電磁誘導


この、“腑”から“臓”そして一個体内の中心の磁束までの生体内電流の経路は、“腑”とも“臓”とも違う段階のアミノ酸結晶を引き起こす。
それは、“腑”と“臓”をコンデンサーと見做し(みなし)たなら、コンデンサーを多数つなげば、そこを通る電流の性質は、変化していきます。
(それ以前に、“腑”と“臓”は、多細胞なので、多数の極性を持ち、何重ものコンデンサーがつながった形をとっていますので、今回の画像は、単純なものにしてあります)
また、コンデンサーやコイルは、特定の周波数しか通らない性質を持つ。
コンデンサーは、電気を溜める性質を持っており、交流電流は通すが直流は通さない性質がある。そして、コンデンサとコイルは、周波数特性を持っており、高周波電流は伝えやすく、直流に近い低周波は伝えにくい性質があります。
そしてそれは、一個体内の中心の磁束に到達する。中心の磁束に達した電流は、捕食による電磁誘導で発生したそれとは、周波数が高いものになっている。
そのことが、神経の発現とその進化に関わっていると思われます。

次回も、“腑”“臓”“一個体内の中心磁束”…これらが引き起こしたと見られる、アミノ酸結晶化、たんぱく質の高分子化、それにより発生した高次組織について、私見を述べるつもりですが、私事、多忙のため、しばらく休載します。


“天人相関”編 “その十六” “腑”から“臓”の発現の過程

2009/08/01
前回述べた口の発生の意義は、捕食機能の発達で、それは、下等生物の一個体内の電磁誘導の多様化を示すことでもあり、さらに、捕食による電磁誘導が、新たなたんぱく質結晶化を促す。
(ただしこの場合の口の発生は、進化過程が低いからこそ、物質の取り込みしか行っていない。
“Kellyさんとの会話”と“続”で説明している“悟”という字は、心(靈)が五つの口を持つ。
それは、進化過程において、“上”に向かうことは、物質とは違う段階の振動を取り込み、それによる電磁誘導があり、だんだん物質より“上”の振動を取り込んで、心(靈)と肉体を構築していく)
したがってそのたんぱく質は、進化過程において多様化した電磁誘導により構成されていると言え、複雑な構成のたんぱく質を生み出す。また、そのたんぱく質の持つ電気特性も複雑になり、それが、口と消化管による物質の取り込みによって行われる。
それが“腑”の発生になる。そこまでのことを述べました。
補足として、東洋医学の概念の“腑”は、膀胱、小腸、大腸、胆のう、胃。
そして“臓”は、腎、心、肝、脾、肺。
“腑”は、消化と排泄に関わる器官であり、“臓”は、食物と呼吸と血液と…“臓”と“腑”は、働きが違うことがあげられ、また“腑”と“臓”は、その中身からして、コンデンサーの構造としての違いによる分類が出来ると思われます。
そして、下等生物の進化過程を観ると、口と消化管の発生から“腑”が発生し、そして“臓”の発生になり、一番最初の“臓”の発生は泌尿器器官である腎で、“腑”の発生は膀胱である。
腎と膀胱は、説明するまでもなく、水に含まれる荷電粒子の(錯体)の電磁誘導を起こす器官であり、それより“上”の進化過程において生物は、水中生活から陸上に上がり、空気を呼吸するようになり、“肺”が発生した。それは水に含まれる荷電粒子よりも高振動の電磁誘導を起こす=空気を吸うことになる。
いずれ、このことも説明するつもりですが、話が飛びますので、左右相称動物に戻ります。
“臓腑”の発生と一個体が持つ中心の磁束により“臓”が出来上がるべき、アミノ酸結晶化=新たなたんぱく質が出来る。
前回“口から取り込んだ異物=捕食による電磁誘導も左右対称になる。”と説明しましたが、これはあくまでも“腑”の発生に於いての電磁誘導で、それに相対し、一個体内の電磁誘導は、左右対称ではない側面があります。
それは、多核の細胞が持つ磁性の極性が(多核の細胞が持つ極性が、磁極性の性質で、直列に近い形でつながることにより)一個体内の中心の磁性と交差しつつ貫いているからだと思われます。
多核の細胞が持つ磁極性と“腑”の中で起きる電磁誘導が新たなアミノ酸結晶化を引き起こし、それは、“臓”になっていく。そしてその“臓”は、細胞実質で満たされ、“腑”とは違う電気特性を持ちます。
以下、画像で示します。

多核の細胞の磁束により一個体内に発生する磁束と、一個体の中心の磁束との関係



補足として、前に紹介した、左右相称動物の一個体内の多核の細胞が持つ磁極性を示した画像を以下に示します。

多核の細胞が構成する磁束の向き




また“臓”が、一個体の中心を貫く磁性と左右相称動物の多核の細胞の極性による電磁誘導で作られたものならば、左右、性質の違うものになることが考えられます。
画像で示します。

“臓”を構築したとおぼしき左右相称動物の一個体内の電磁誘導



そして生物は、筋肉や筋肉様の組織を使い(細胞内骨格のこと)、動くことにより一個体内に新たな電磁誘導を起こす。それも、“臓腑”の発達に役立ってきたことだと思われます。  
扁形動物の動きはその初期の段階を示すものだと思います。
さらに、先ほど述べたように、生物の“臓腑”は、泌尿器、腎と膀胱から発生することが、心(靈)の発現の順序を示すものでもある。
またそれは、低い振動(この場合は錯体)による電磁誘導が、心(靈)の発現の一番最初の段階に関わってきたと思われます。
参考のため、前のブログでアタシが定義付けた、“日止、霊止”の心(靈)の“下”から“上”を、述べておきます。

本能、情動、功名心、自我、愛(炁)、創造、知恵、智慧、智性。

下等生物の心(靈)の発現は、本能から始まります。

以下、下等な生物の泌尿器間の発生に関し、原腎管についてWikipediaより引用します。


 原腎管(げんじんかん)とは、下等な動物に見られる排出器官である。末端の細胞が体内の水分や老廃物を集め、管を通じて体外に出す構造となっている。
原腎管(protonephridium)は、体内に伸びる管状の器官である。動物群によっては体内で枝分かれして全体として原腎管系を構成する。
管の一端は体外に開く。体内側の末端はそれぞれ一つまたは複数の細胞の中に入って閉じている。その部分の管の末端には長い繊毛の束があり、この運動によって管内の液を流している。この繊毛束の動きが炎のようであるため、この部分の細胞を炎細胞(flame cell)と言う。
いわゆる排出系として無脊椎動物に広く見られるものに腎管があるが、これは真体腔動物に見られ、管の体内側の末端が体腔に開いて腎口をなす点でおおきく異なっている。

 原腎管の働き
原腎管の末端にある炎細胞は、普通は間充織細胞の間にあり、周囲に向かって樹枝状に突起を出している。これを通じて周囲から水や老廃物を集め、それらを管の中へ分泌し、それを繊毛の動きで外向けに流し出す、という風に働く。機能としては水と老廃物の放出であるが、むしろ水の放出による浸透圧調節が主要な機能であろうと考えられている。例えば渦虫類では淡水産の種により良く発達していることが、これを裏付けると言われる。むしろ老廃物の排出の機能は持たないとの指摘もある。


 原腎管を持つのは、以下の動物群である。
扁形動物、顎口動物、紐形動物、腹毛動物、輪形動物、動吻動物、胴甲動物、鰓曳動物、
内肛動物……このほか、環形動物や軟体動物もその幼生(トロコフォアなど)にはこれがあることが知られている。
原腎管を持つことは後生動物としては原始的特徴と見なされる。また、系統や大分類的に重要な特徴と見なされ、例えば内肛動物にはこれがあり、外肛動物にはないことは、両者の類縁関係を考える上で重視される。

…以上です。

次回は、“臓腑”の発生と、その進化により、さらに“上”=高次の組織が出来上がることについて、私見を述べます。