“天人相関”編 “その十三” 郡体起源説に付いての私見

2009/05/01
ヘッケルの“群体起源説”は、群体性の鞭毛虫類が動物の祖先であり、郡体を構成する鞭毛虫類が、放射相称動物(ウニやヒトデなど)に進化したとされる説です。

放射相称動物とは、中心軸に対して多数の対称面があり、全体として星形になる生物で、
体を同じ形に切断できる対称面が複数存在する二胚葉動物です。


二胚葉動物には、以下の三種類があるとされています。

 刺胞動物門(ほぼ全てが水界に棲息し,大部分が海産である。刺胞と呼ばれる毒液を注入する針(刺糸)を備えた細胞内小器官をもつ細胞を持ち、それが命名の由来。クラゲ、イソギンチャク、ウミトサカ,ウミエラ,サンゴなど)

 有櫛動物門(有櫛動物(ゆうしつどうぶつ)は、クシクラゲ類とも呼ばれ、ウリクラゲ、カブトクラゲ、フウセンクラゲなどが知られている。
○○クラゲとされてはいるが、刺胞を持たないので、刺胞動物門のクラゲ類(ミズクラゲ、カツオノエボシ、エチゼンクラゲなど)とは違い、別のグループである。
すべてが海に生息し、一部を除いてはプランクトン生活をする動物である。熱帯から極地地方まで、また沿岸から深海まで様々な環境に生息しており、世界で100〜150種程度の現生種が知られている。この門の特徴として、体の表面の周囲を放射状に取り巻いている光るスジ「櫛板列」がある。個体の構造は刺胞動物に近く、外胚葉・間充ゲル・内胚葉の3層からなる。中枢神経はない。

 中生動物門(二胚動物門と直泳動物門。二胚動物門の二胚虫(ニハイチュウ)は、頭足類(イカ、タコなど)の腎臓内に住む多細胞生物で、多細胞生物の中でも最も少数の細胞から構成される生物。
直泳動物門もごく小型の多細胞動物で、海産の無脊椎動物群から発見されすべて寄生性。体表には繊毛を有し、これによって運動を行う。また、内部には器官などの構造を持たない。)


…以上、wikipediaなどから引用しました。

放射相称動物が、なぜ、中心軸に対して多数の対称面があり、全体として星形になるのか?なぜ、対称面が複数存在するのか?
これについても、単細胞から多細胞になる過程としての、郡体が構成する電気特性によるものだと思われます。
それは、ヘッケルの説、群体性の鞭毛虫類が動物の祖先であり、郡体を構成する鞭毛虫類が、放射相称動物に進化したとされる。
これらの進化過程は、鞭毛虫類が鞭毛を振るう時、細胞骨格の収縮や進展がおきる。
それは細胞内の圧電や誘電=増幅になり、それにより左右の縦の磁性が発生し強固になった。それは、郡体を構成する一個体全体の左右の極性の強化になったと考えられます。
その左右の電気特性の強化は郡体を構成する一細胞よりも強固な電気特性を持ち、
その電気特性が、違う段階のアミノ酸の結晶化=違う種類の蛋白質を構成し、より“上”の進化を辿ったのではないのかと考えられます。

以下、群体性の鞭毛虫類の一個体の電気特性と、その際の細胞内の電気特性と、そして、放射相称動物の一例として、ヒトデの中心の磁性と、その周囲の電気特性を画像で示します。

鞭毛を持つ細胞の郡体 磁性と電気特性 日足と砌(ひたりとみぎり)の発現
刺胞動物の代表としてヒトデ
ヒトデの磁性と対称面の電気特性



郡体の左右の電気特性は、放射相称動物や左右相称動物の元と思われ、それは、原生動物から郡体、そして放射相生動物や左右相称動物への進化は、単細胞から多細胞になったことによる電気特性の違いで進化した。そう考えています。

次回は今述べた私見を元に、ハッジの“繊毛虫類起源説”に付いて私見を述べます。

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